[鯖缶] hinemos 6 で Windows の SNMP Trap を監視

2018年2月1日

 標準的に用意されている Trap は以下らしいです。
 (ただし Windows が以下の全ての OID を Trap 送信するかどうかは確認していません)

OID 内容
.1.3.6.1.6.3.1.1.5.1 Cold Start
.1.3.6.1.6.3.1.1.5.2 Warm Start
.1.3.6.1.6.3.1.1.5.3 Link Down
.1.3.6.1.6.3.1.1.5.4 Link Up
.1.3.6.1.6.3.1.1.5.5 Authentication Failure

 設定は以下な感じで行います。

  1. 監視対象ノード (Windows) の SNMP Service の実行中を確認します。

     SNMP Service が実行していることを確認します。また SNMP Service の「トラップ」タブを確認し、トラップ送信先の設定が Hinemos Manager に向いていることを確認します。(以下の画像の例だと 192.168.0.101 が Hinemos Manager)
     また SNMP TRAP Service の起動は必要ありません。(これはその Windows が SNMP Trap を受信するためのサービスなので。多分)

  2. TRAP 受信するたびにイベント通知するように「EVENT FOR TRAP」の設定を変更します。

    「監視設定パースペクティブ」の"監視設定[通知]" ウインドウで「EVENT FOR TRAP」の設定をクリックします。

     「EVENT FOR TRAP」の設定を以下のように設定します。
     具体的には「重要度変化後の二回目以降の通知」を「常に通知する」に変更します。

  3. SNMPTRAP 監視の設定を変更します。

     「監視設定パースペクティブ」の"監視設定[一覧]" ウインドウで、既定で設定されている監視項目 ID「SNMPTRAP_DEFAULT」をクリックし以下のように変更します。
     具体的には、コミュニティ名は未指定のままとし「未指定のトラップ受信時に通知する」にはチェックを入れます。(とりあえず来るものは全て受け入れということで ^^;)
     また、通知に「EVENT FOR TRAP」を選択します。

  4. 監視対象ノードを再起動し、テストを行います。

     例えば結果はこんな感じで記録されます。(Windows の起動時)






カテゴリー: Hinemos, OS, Windows, サーバー管理

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1 Comment to "[鯖缶] hinemos 6 で Windows の SNMP Trap を監視"

  1. [鯖缶] hinemos 6 で Windows のイベントログを監視 | オールトの雲

    […] おきます。  設定内容は [鯖缶] hinemos 6 で Windows の SNMP Trap を監視 の 2 項を参照してください。 […]

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