フォントによって '○' など記号の大きさが異なることがあります。
和文系のフォントと欧文系(?)のフォントを比較した場合、英字や漢字の大きさはほぼ同じ大きさに見えますが、'○' などの記号の大きさがかなり違って見えることがあります。
原因は、和文系フォントは全角の領域(=ほぼ行の高さ)に配置しているのに対して、欧文系フォントは x-height という高さを基準に配置しているからです。
x-height はどこの高さかというと、英語罫線のノートの真ん中のところ('m' とか 'o' とか 'x' が書かれている領域)です。
以前、「○が小さいのはなぜ?(未解決)」 で「欧文フォント幅(日本的には半角に近い)で統一されている」と書きました。が、それは誤りで実際には「幅」ではなく「高さ」で配置されているようです。
また、欧文フォントの構成要素の詳細については、「http://ja.wikipedia.org/wiki/書体#欧文書体の各構成要素」が詳しいです。