ミドルウェアソフトウェアが Windows の SNMP サービスを使用して拡張 MIB を用意するケースがありますが、どのミドルウェアが用意しているのかを調査する方法のメモ。
HKLM:\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SNMP\Parameters\ExtensionAgents に拡張 MIB が登録されています。拡張 MIB が一切ない場合は ExtensionAgents のキー自体がありません。ExtensionAgents に登録されている値の名前や値自体をみれば、どのミドルウェアが用意したのか大体わかります。
以下は hinemos が拡張している例です。
PS>gi HKLM:\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SNMP\Parameters\ExtensionAgents Hive: HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SNMP\Parameters Name Property ---- -------- ExtensionAgents hinemos_agent : SOFTWARE\HinemosAgent\SNMPExtAgent
ExtensionAgents の値は HKLM (\HKEY_LOCAL_MACHINE) なので、それを繋いでやればその先に何が登録されているのかが分かります。ただ、SOFTWARE の次に WOW6432Node を挟まないと参照出来ない場合もあるので注意です。
PS>gi HKLM:\SOFTWARE\WOW6432Node\HinemosAgent\SNMPExtAgent Hive: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\HinemosAgent Name Property ---- -------- SNMPExtAgent Pathname : C:\Program Files (x86)\Hinemos\Agent6.0.0\lib\HinemosSNMPExtAgent.dll