ログファイルを継続的に参照する場合に、追記のみを待ち受けて表示してほしい状況があります。
unix系 や cygwin だと tail コマンドがあってたとえば以下のように書ける(らしい)。
tail test.txt -f -n 0
Windows で行う場合、コマンドプロンプトでは tail コマンドに相当するコマンドが標準では用意されていませんが、Powershell では以下のように書けば同じことができるようです。
Get-Content .test.txt -Wait -Tail 0
また、-tail オプションは Powershell 2 系では使用できないようで、そうすると素の Windows 7 では使えません。この場合は、-tail オプションの代わりに select を通すことで似た結果が得られます。
Get-Content .test.txt -Wait | select -Skip (gc .test.txt).Count
注意点としては、Get-Content の特性のせいか、保存された時点までの差分を pipe に渡します。このため、保存された箇所で改行しているかのように表示されてしまいます。
たとえば、一行のテキスト "aa bb cc "を、
- "aa " を入力して保存 (CTRL + S)
- "bb " を入力して保存 (CTRL + S)
- "cc " を入力して保存 (CTRL + S)
とすると、テキストファイル本体は "aa bb cc " で一行ですが、Powershell での表示は 3行で表示されます。
ここを確実に扱いたい場合は、Cygwin の tail コマンドを持ち込まないとダメですかね…といった感じです(汗