[遺産対策] IEEE1284 な ExpressCard

2011年4月12日

 前に USB-IEEE1284 では LPT として認識されない、という件で。
 > [遺産対策] USB-IEEE1284変換ケーブル

 USB-IEEE1284 ケーブルを 2本買って使えないという情けないことになり、非常に悔しかったことなどもあるので、なにがなんでも LPT ポートとして認識するやつ!ということで探して購入してみました。
 # もはや使用するかどうかではなく、LPTポートを作ることが目的になっている…(汗

 

 メーカー不明、型番不明(?)のにくいやつで、PCI Expess 接続の IEEE1284 カードです。販売元では、KF-EC9901-GB-1P、という型番がついていますが、カード本体には一切メーカー名や型番の刻印等がありません…
 Moschip 社製の MCS9901 というチップを積んでいるようで、ExpressCard ではない、普通の PCI Express カードの IEEE1284 カードでも使用されているチップのようです。たとえばこれとか。

 ExpressCard タイプの IEEE1284 は現在確認できたものは例外なくカード側が DB26 (Dsub 26pin 3列) で、そこから、DB25 (Dsub 25pin 2列) への変換ケーブルが付属しています。「ツライチだったら邪魔にならなくていいのになあ」とか思うわけですが、そんなものは発見できず…

 しかしはやり恐るべきは、形状は全く一緒でも中身が Prolific 製チップということがあり、こちらのタイプは ExpressCard でも 接続はUSB経由で、そしてLPTとして認識しません。(印刷サポートとして認識。要はUSB-IEEE1284 ケーブルと同じ)。外見からでは全く判別できないので、購入時は要注意です。

 なので、LPTポートがほしい場合には、Moschip を採用したカードかどうかを目安にして選択すると良いような気がします。(Prolific の場合は不可)






カテゴリー: ハードウェア, 遺産

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1 Comment to "[遺産対策] IEEE1284 な ExpressCard"

  1. オールトの雲

    [遺産対策] 拡張 IEEE1284 (ExpressCard) 動作確認

    先の記事の ExpressCard の動作実験をしてみました。

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