最近(でもないが)、RDX というバックアップ用のメディアがあるらしいというので調べてみた。というか中古で安く落ちていたので拾ってみました。
- RDX ドライブ前面。
- RDX ドライブ背面。内臓ドライブですが、USB のコネクタは普通に 3.0 の Type B。
- カートリッジを挿入してみたところ。MO のように完全に飲み込まず、ちょっとだけ出っ張ります。
- カートリッジを排出してみたところ。あまり飛び出ません。
- RDX カートリッジ全景。
- RDX カートリッジの背面側。
- ライトプロテクトノッチ。
- RDX カートリッジのコネクタ部。SATA コネクタそのもの・・・ (オス側)
- ドライブの内部。
- ドライブ内部の SATA コネクタ。(メス側)
- カートリッジを分解。開けてみたところ。
- HDD を取り外した後の、カートリッジ。
- HDD (基盤側) カートリッジで見えていた SATA コネクタはベアドライブの SATA コネクタそのものでした。
- HDD (ラベルシール側) 東芝製 MQ01ABD050。普通の 2.5インチの HDD。
- 固定用のラバー (外側と内側)
- Windows からは「リムーバブルディスク」として見えます。
見ての通り、どうやらただの USB 接続のリムーバブルディスクで「SATA 2.5 インチ HDD に殻を付けた」という感じです。バックアップメディアっぽくテープデバイスとして認識するかというとそうではないようです。
バックアップ用メディアなので基本企業向け。なので RDX カートリッジは基本高価ですね。上記写真の 500GB カートリッジを検索すると "52,600円(税抜)" とか出てきたりします。 (2017/3/2 現在)
まだ使いこんでいないので何とも言えませんが、個人で使うのであれば裸族(リムーバブルケースと HDD ベアドライブの組み合わせ)のほうがよさそうです。
臼井 智之
少々おしえてください。
[機材] RDX カートリッジを分解してみた
という、記事を見ました。
今、RDXカードリッジ、基本的に高価なので、
安いカートリッジを購入、中身のHDDだけ入れ替える事ができないか?
を模索しております。
もし、ご存知でしたらご教授いただきたいのですが。
1,RDSカートリッジを分解後、別のHDDセットは可能でしょうか?
2、HDDの交換が可能だとして、サイズの違うHDDを入れて動作するでしょうか?
どうぞ、よろしくお願いいたします。
Link | 2017年10月17日 17:14
オールトの雲
> 1.RDSカートリッジを分解後、別のHDDセットは可能でしょうか?
残念ですが、実際に別の HDD に交換して試してみたことはないので分かりません。
本記事にある通り、分解してみると中身はバルクで売っていると思われる HDD と同じようなもの(型番)が入っていた、というだけです。
> 2、HDDの交換が可能だとして、サイズの違うHDDを入れて動作するでしょうか?
これもやったことがないのでわかりません。
固定用のラバーが固定のサイズしか想定はしていないので(そもそも HDD の換装そのものを想定してないので)、厚みの違うものに交換するのは無理筋な気はします。
Link | 2017年11月6日 22:21
PAPA
臼井智之さん
RDXは、単なるHDDケースなので、中身の交換は可能ですよ。容量の異なるHDDと交換できます。
注意点は、HDDの厚さです。
分解して、厚さを確認し、同じ厚さで容量違いのHDD
と交換できます。
Link | 2020年8月18日 14:03
R2D2
実際に空のカートリッジにHDDを装着しましたが認識しません。何らかのセキュリティが施されていると思われます。また、正規のRDXのHDDを取り出して直結しても認識しませんのでRDXに暗号を解読する仕組みがあるものと思われます。ならば、丸ごとコピーすればよいと思ってデュプリケーターでコピーしようと思いましたがHDDを認識しません。HDDのデータを読まれては何の意味もないのでこのような仕掛けになっていると思われます。バルクのHDDは使えないので正規の超高額なRDXカートリッジを買うしかないですね。というか、バックアップするだけでセキュリティの必要があまりないならあえてRDXを使う必要はないと思います。
Link | 2021年2月22日 17:16
ooltcloud
この記事自体がもはや古いですし、最近の RDX 事情はさっぱりなのですが。
本記事で画面キャプチャしている RDX Utility は現在 RDX Manager という後継ソフトウェアに移行されていて、そのソフトウェアではハードウェア暗号化機能をサポートしているようです。
RDX Manager
https://www.tandbergdata.com/jp/index.cfm/products/data-protection-software/rdx-manager/
このハードウェア暗号化機能が何をしているのかわからないのですが、単純に ATA パスワードロックに対応したものであるなら、RDX Manager で暗号化機能を off にして初期化してしまえば、もしかすると直結で使えるようになるかもしれません。
参考)ATA パスワードロック
https://e-words.jp/w/ハードディスクパスワード.html
また、ただそれだと、空のカートリッジにHDDを装着して認識しない理由が説明できないので、原因は異なるかもしれません。あるいは Windows では認識しないものの RDX Manager 側ではディスクの認識するのであれば、同 Manager で暗号化のオブションを操作するとなにかしら状況が変わるかも?
もっとも上記は予想であり、試してはいないので実際のところがどうなのかは分かりません。
Link | 2021年2月24日 00:58
R2D2
RDXドライブは認識しますし、デバイスマネージャも正常動作、ドライバーも正常ですが、カートリッジにバルクのHDDを装着してアクセスするとCRCエラーになり、読み書きできない状態です。RDX Managerをインストールして正規のカートリッジとバルクのHDDで試しました。それで分かったのはRDX HDDを認識できれば使えますが、認識するように設定するためのユーティリティではないと思います。正規のRDXカートリッジの容量を調べるとフォーマット直後は1.2MB何らかが占有していてディスクの管理からもdiskpartからも確認できません。ここに何か識別するための暗号化されたデータがあるのかもしれません。実は空のカートリッジを3個ほど仕入れてバルクHDDをNTFS、exFATとかGPTで試しましたがダメでした。また、正規のカートリッジにSATAコネクタで直結しても認識しませんでした。つまりはRDXカートリッジのHDDにもRDXドライブにも何らかの仕掛けがあるように思います。もし簡単に読めるようだったらカートリッジを落としたり盗まれたときに簡単にデータを盗まれてしまいますからこのような仕掛けが必要なのだと思います。逆にセキュリティの必要がなければRDXドライブのSATAインターフェースをHDD外付けの基板に置き換えてしまえばよいと思い、今その改造にとりかかっているところです。これができればかなり使いやすくなると思います。
Link | 2021年2月25日 16:38
namae
>正規のRDXカートリッジの容量を調べるとフォーマット
>直後は1.2MB何らかが占有していてディスクの管理から
>もdiskpartからも確認できません。
HDD 丸ごとコピーツールを使えば、確認できない部分
も含めてコピーできるのでは?
>もし簡単に読めるようだったらカートリッジを落とした
>り盗まれたときに簡単にデータを盗まれてしまいますか
>らこのような仕掛けが必要なのだと思います。
暗号化の問題であって、RDXの問題では無い。
単純に、高いHDDを買わせたいだけだと思う。
相手は法人なので、言い値で買う。
Link | 2021年3月5日 00:41
R2D2
クローン作成で丸ごとコピーをかけましたがディスクそのものが読み込めないので無理ですね。読み込もうとするとCRCエラーになります。このエラーはむかしコピープロテクトによく使われていた方法ですね。ハード的に実装されているのでコピーはまず無理ですね。法人の場合データ流出は致命的ですから多少高くても買うでしょうね。個人で使うには出し入れするだけのドライブは不要なのでカートリッジに直結すればよいと思います。ドライブも高いですしね。NECのRDXドライブを800円で入手できましたので分解して改造してみます。結果をまたお知らせします。
Link | 2021年3月16日 11:35
R2D2
暗号化を解除できるのはRDXドライブが認識できるHDD、つまりRDX用として何らかのアクセス許可をされたHDDのみでバルクのHDDは認識しませんし、暗号化もできません。また、ImationのRDXですが「未暗号化」と表示され子のカートリッジ自体が暗号化に対応していないようです。厄介な仕組みですね。
Link | 2021年3月17日 08:28
R2D2
最終的にはこちらのSATA-USB変換アダプタの接続部分を削ってバルクのHDDを直結できるようにしました。こじんでつかうにはこれで十分かなと思います。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0788P7ZJV/
Link | 2021年3月26日 12:05