ここ (http://ooltcloud.sakura.ne.jp/blog/201203/article_07001033.html) の続き。
Excel 2003 の互換色に何があるかを確認したい場合、Excel 2003 を持っていなくても、Excel 2010 上で確認することが可能です。
具体的には、「ファイル」メニュー→「Excelのオプション」→「保存」タブ→「ブックの外観の保持」セクションの「色」ボタンを押すことで確認できます。
(図1) 「ブックの外観の保持」セクション
「色」ダイアログでは、Excel 2003 と同じ色パレットが表示されます。
(図2) 「色」ダイアログ
「色」ダイアログで、任意の色を指定し「変更」ボタンを押すと、「色の設定」ダイアログが表示されます。
(図3) 「色の設定」ダイアログ
いくつか試してみればわかりますが、Excel 2003 の互換色は、色の設定の「標準」タブにある色のどれかです。(「色」ダイアログで選択した色が、白いヘキサカーソルで選択されます)
なので、互換色と標準タブの色の対応を記憶して設定、というのがテーマ問題も無視できるので、これが王道ではないかと思います。もっとも記憶できればですが…
結局、互換色を設定する方法は色々あるわけですが、互換色を使い続けるためにはかなりの労力が必要です。また、互換にとらわれず Excel 2007 以降の新しい思想(=テーマ)にのっとった配色を心掛けたほうがメリットが大きいと思います。
なので、どうしても互換色が必要だと状況を除いては、互換の維持は気にしないほうがよいと思います。