先の衆院選の結果をもって「小泉はファシズムだ」とする発言がいまでも聞こえてみたりする。まだそんなこと言っているのかとおもうわけだが。
ところでファシズムって何でしょう。よくわかんないんですけど。
WikiPediaとか回ってみたけど、こう現状としっくり来るような解説を見つけられませんでした。
ファシズムってあれですよね。一党独裁。そして党そのものが国家機構。ファシズム体制化以後はまともな選挙は行われない。ちがうんかな。
今の日本。どう考えても国政の選挙権を奪われたようには見えないし、議会が停止したわけでも、与党以外の党が解散させられたわけでもないような気がします。
似たような批判として大衆迎合だ、というのもよく聞きますが、大衆迎合のなにが悪いのかわからない。そもそも民主主義=大衆迎合、なんじゃないの?それとも大衆の意思以外のなにかが政治に影響すべきだという意見なんだろうか。
仮に無能な大衆が無能な政治家を選び、それによって国難が訪れたとしても、それは有権者がそう望んだことであって、仕方がないんじゃないでしょうか。選んで失敗したなと思えば次選ぶときに違う人を選べばよいだけであるわけだし。
大衆迎合がよくないというなら、じゃあ民主政治って何によって運営されるの?って気がしますし、大衆は無能だから、というならば、有能な選民によって政治をする、つまりは貴族政治がしたいということなんでしょうか。貴族政治は専制ですよね。とか思うわけです。
なのでどうもマスコミとか反自民団体の「小泉ファシスト政権」的非難の意図がわからない。考えれば考えるほど、反自民側の意見のほうが専制的な主張だと思えてしまう(汗
今回の選挙は負けたが、次の選挙では叩き潰してやる。いまにみてろよ~、ではいかんのだろうか。そのほうが民主的で実にすがすがしいと思うのだが。
だれか小泉=独裁者と信じている人。納得できる説明をしてください。そしてどういう態度が望ましいのかもひとつご講義を。いや、揶揄とかあてこすりとかではなくて、まぢでそのロジックが知りたいのです。お願いします(汗