[与太] きみは美しいか。

2010年10月7日

 先日、内部構造の話を書きましたが…>http://ooltcloud.sakura.ne.jp/blog/201010/article_06000230.html

 そもそも美しさの定義って人によってまちまちです。絶対的な美しさというのはなくて、好みという物があると思います。例えば、私がいままで見たコードの中で一番美しいのコードって以下だと思っています。

void strcpy(char *s,char *t) {
    while (*s++ = *t++);
}

 言わずと知れた strcpy (C言語) です。
 このコードはK&Rの「プログラミング言語C 第2版」にでています。(p129 あたり)

 ですが、私は現在この手のコードは嫌いであり、仕事でこのコードを書かれたらきっと書き直しを要求します。
 理由は、一行が複数の意味を持ってしまっているから。上記のコードは少なくとも一文で4つの意味を生じてしまっています。(繰り返し、代入、終了判定、リターン値の決定) あと正しく理解すればそんな誤解はないはずですが、初心者には加算したポインタを戻しているかの様な錯覚を与えるかも知れません。

 このコードを前にして「こう書くべき」というコードは提示できませんが、一文は一つの意味になるように書かれていた方がよろしいのではないかと思う所存です。まあ言語の特性やチームの文化などもあって、分解すればそれでよいかというとそういうわけでもないのですが。

 とはいえ、以下のようなコードはいかがかと・・・

Dim Value1 As String = Class1.GetTableData("Select Value1 From Table1").SetProperty(0).Value1

 わけがわからん…一行になってさえいればかっこいいと思っているんだろうか。
 誰か助けてください…(汗






カテゴリー: IT / テクノロジー, 与太話

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