[Excel] Volume Licence 版の単体 Excel 2019 のダウンロードとインストール

2020年10月2日

 Office 2019 ですが、iso ファイルも msi ファイルも提供されなくなりました。面倒な・・・(汗
 Volume ライセンスで購入した Office をインストールするには構成ツールを使え、と。面倒な・・・(汗
 UX 低下していませんか?(しろめ

 ということでインストールの手順のメモです。

 以下の例は Office ではなく単体の Excel をインストールするケースです。またネットワークの負荷を考えてダウンロードとインストールは別工程にしています。

  1. Office 展開ツールをダウンロード

     Office Deployment Tool のサイトでOffice 展開ツールをダウンロードします。

  2. ダウンロードファイルの解凍

     ダウンロードしたファイルを実行し解凍します。ここでは、Z:\Excel 以下に解凍したことにします。
     Z:\Excel に以下の 4 ファイルが作成されます。
     今回は setup.exe のみあればよく、xml ファイルは要らないので xml ファイルは削除します。

    configuration-Office2019Enterprise.xml
    configuration-Office365-x64.xml
    configuration-Office365-x86.xml
    setup.exe
    
  3. 構成ファイルの作成

     以下の内容で configuration-Excel2019.xml を作成します。

    <Configuration>
    
      <Add OfficeClientEdition="32" Channel="PerpetualVL2019">
        <Product ID="Excel2019Volume">
          <Language ID="ja-jp" />
        </Product>
      </Add>
    
    </Configuration>
    

     要素の意味は Microsoft のサイトで確認してください。(上記は 32 bit 版の日本語を指定しています)

  4. ダウンロード

     次にコマンドプロンプトで以下を実行します。
     実行前に、カレントディレクトリを Z:\Excel にしておきます。

    SETUP /download .\configuration-Excel2019.xml
    

     すると Z:\Excel に Office というフォルダが作成され、ファイルのダウンロードが始まります。

  5. インストールポイントの作成

     もしダウンロードした PC 以外にインストールしたい場合は、Z:\Excel 以下を DVD に焼くか、USB メモリにコピーするかします。

  6. インストール

     管理者権限のコマンドプロンプトで以下を入力します。
     実行前にインストールポイントをカレントディレクトリにしておきます。

    SETUP /configure .\configuration-Excel2019.xml
    
  7. インストール後

     今回作った構成ファイルはプロダクトキーの設定はしていないので、Excel を起動してからプロダクトキーを入力します。
     あらかじめプロダクトキーを構成ファイルに設定したい場合は、構成ファイル(configuration-Excel2019.xml)に PIDKEY 要素を設定することで行えます。詳しくは「Office 2019 の展開 (IT 担当者向け)」を参照してください。(xml の要素が自動翻訳されて中途半端に日本語になっているので、必要に応じて英文に切り替えて読んでください)






カテゴリー: Excel, 環境設定

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