[環境] [時刻] Windows で時刻あわせ (1) 桜時計

2020年7月25日

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 Windows で時刻合わせをしたいと思った場合、一番簡単で直感的なのは「桜時計」を使って時刻同期をすることです。Windows 95 時代の古いアプリケーションですが Windows 10 でもしっかり動きます。vector などでダウンロードできます。(例: https://www.vector.co.jp/soft/win95/personal/se050672.html)

 ダウンロードして中身をみると2つプログラムがありますが SW_NORAS.EXE のほうを使用します。

 立ち上げて放置するとすぐに終了してしまうので、表示されている間に「常駐する」にチェックします。すると自動でウインドウを閉じなくなるので、おちついて設定できるようになります。

 接続先のサーバーは ntp.nict.jp がおすすめです。デフォルトには入っていないので手入力します。
 また福岡大学(fukuoka-u.ac.jp)の NTP サーバーは絶対に使ってはいけません。(理由はぐぐってください)
 その他各設定の意味は README.TXT を参照してください。

 また桜時計を時刻サーバー(ntp server)にすることもできます。その場合は「SNTP サーバーとして動作する」にチェックを入れればいいだけです・・・と言いたいところですが下図のように「BIND エラー」になる場合があります。

 これは windows time サービスと競合しているためです。サービス画面 ('Win' キー + 'R' キー で「ファイル名を指定して実行」を表示し、そこへ 'services.msc' を入力) で windows time を停止/無効にするとエラーはでなくなります。(下図は停止/無効にする前の表示です。)

 桜時計はおそらく、どんな ntp client や ntp server よりも同期が楽です。エラーになった場合も表示がでるので「エラーだ」ということが捉えやすくその点でもおススメです。






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カテゴリー: OS, Windows, 時刻, 環境設定

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1 Comment to "[環境] [時刻] Windows で時刻あわせ (1) 桜時計"

  1. ooltcloud

    次の記事> Windows で時刻あわせ (2) w32tm (Client 側)
    http://ooltcloud.sakura.ne.jp/blog/202007/article_25103953.html

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