[Oracle] NOARCHIVEモードの物理バックアップ方法

2012年12月26日

 Oracle Database をバックアップするには、以下で表示されるファイルを、Shutdown (Shutdown Transactional) で Database を停止した後に、エキスプローラー等でコピーします。

 V$ビューより

-- 制御ファイル
select name from v$controlfile;
-- データファイル
select name from v$datafile;
-- tempファイル (*1)
select name from v$tempfile;
-- Online REDO (*2)
select member from v$logfile;
-- 初期化ファイル (SPFILE)
show parameter spfile;

 上記以外に <ORACLE_HOME>database フォルダにある以下のファイルをコピーします。

  • 初期化ファイル (PFILE) (*3)(*5)
    init<SID>.ora 
    
  • パスワードファイル (*3)(*6)
    pwd<SID>.ora
    

  1.  temp ファイルはなくても自動生成されるので取得しなくてもよい。

  2.  Online REDO は基本的には不要。(一貫性のある状態で Shutdown されているはずだから)
     但し、Online REDO をリストアしない場合は、以下の手順で立ち上げる必要があります。

    startup mount
    recover database until cancel;
    alter database open resetlogs;
    
  3.  <ORACLE_HOME> は、環境変数、または、レジストリから特定します。
     環境変数に登録がない場合は、以下のレジストリにエントリーがあります。
     HKEY_LOCAL_MACHINEsoftwareoracleKEY_<ORACLE_HOME_NAME>ORACLE_HOME (*4)

  4.  <ORACLE_HOME_NAME> は「OraDb11g_home1」のような名前。
     スタートメニューまたは UniversalInstaller で確認。

  5.  init<SID>.ora を開くと、SPIFILE の場所が書かれている場合があります。

  6.  パスワードファイルは、"sys"ユーザーなどの管理者パスワードが記録されているっぽい…






カテゴリー: Oracle, データベース

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