[遺産対策] PS/2 - USB 変換コネクタ

2011年3月19日

 PS/2→USB変換コネクタ。

 かつて USB 入力タイプの KVM に PS/2 キーボードを接続するために購入。
 現在はノートPCにキーボードを接続するために使ってます。

 ただ、変換は確実にされるかというとそうでもなく、たまにオートリピートが止まらなくなったりします。調べてみるとPS/2→USB変換で PS/2ネイティブと同じ応答を出すのは難しいようで…たとえば以下。
  http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaimono/20100223_350633.html
 こう書くと「大丈夫か?」と思いがちですが、普通に使う分には普通に使えるので、重宝してます。

 あと似たようなものとしては、USB→PS/2変換コネクタ。
 USBマウスとか、USBキーボードとか買うとついてくるあれ。

 これって USB 信号を PS/2 信号に変換しているのかと思ったらそうではなく、RS-232C のクロスケーブルみたいに、USB のピンと PS/2 側のピンを ワイヤーでつないでいるだけ。
 そんなのでなぜ通信できるかというと、USB 通信をするか PS/2 通信をするかは、マウスまたはキーボードが判断するかららしい。
 なので、このコネクタですべての USB キーボードやマウスが変換できるかというとそうではなく、PS/2 に接続することを前提にしない製品(例:ロジクールの MX320、とか)をこのコネクタに繋いでも使えるようにはならないようです。

 そして、マウス用とキーボード用の2種類があるのはなぜかといえば、PS/2のピン配置は、データ線がキーボードは2番ピンと6番ピン。マウスは1番ピンと5番ピンで、違うところを使用しているから。だから形は一緒でも結線が違うので、マウス用をキーボードにつないでも認識しません。

 






カテゴリー: ハードウェア, 遺産

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