東京都下水道局 ワッペン問題

2009年4月10日

なんか、東京都下水道局のワッペンで問題があったそうな。

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090410AT1G1001E10042009.html
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東京都下水道局が作製した職員の制服に縫いつけるワッペン約2万枚のデザインが、都の内規に反していたため、約3400万円をかけて作り直していたことが10日、分かった。

同局によると、職員のアイデアで昨春、「東京都下水道局」のロゴの下に「汚れた水がきれいになるイメージを」と水色の波線を入れたデザインを決定。しかしワッペンができ上がった後の昨年11月、局内の会議で、イチョウ形をした都のシンボルマークと組織名以外の要素を加えることを禁じた「基本デザインマニュアル」に抵触することが判明、波線を除いたデザインで作り直した。

都は今年3月、当初のデザインを決めた当時の部長と課長を訓告処分とした。同局総務課は「ワッペンは長期間使用するため、内規違反と知りながら放置できない。多額の追加費用がかかってしまい重く受け止めている」としている。
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なにが問題なんでしょうね。

①職員のアイデアでデザインを決定
→別に悪くない。頑張って仕事をしてますよね。
②内規違反と知りながら放置できない
→別に悪くない。管理側としては当然。
③額の追加費用がかかった
→②の改善のためだから仕方ない。
④ワッペンができ上がった後の会議で発覚
→出来る前にわかればよかったけど、チェックにひっかからなかったんだから仕方ないね。
⑤当初のデザインを決めた当時の部長と課長を訓告処分
→実務担当だけさらし首ですか。って感じがしますね。
事前にチェックできなかった人の責任は?

3400万の追加が…って言説もみるけど、総額24700万(21300万 + 3400万)で評価して価格の高低を評価すべきではないかと。2万着だから、1着12350円か…追加がなくても10650円なわけだから、どっちかというと20000着も発注しているのに、1着あたりの値段が割高なんでは?とかそういう指摘なら理解できるのだが。
追加費用は悪、とか言われると、追加分の予備費を初回から盛り込まざるを得ないので、結果として購入価格が上昇することになると思うんですけどね。もっとも一切の失敗がなく計画通りに全てうまく行かせることが出来る完全超人を求めているなら話は違うと思うわけですが。

そして結果だけからみると、組織としてCI(Corporate Identity)を守れなかったのだから、組織で責任を取ればよいのであって、実担当者に責任を背負わせるのは現場の活力を失わせるだけなのではないかと邪推。

てことで、なにが問題でこんなことになっているのか、よくわからないなあと思った次第。






カテゴリー: マネジメント, 与太話

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